強いね


よく言われます。

弱い自分を守るため
隠すために
自ら鎧を着ていきました。

何かがあるごとに
鎧はどんどん分厚くなって
次第に身動きがとれなくなりました。

鎧の下で笑っていても
泣いていても
誰にも分かりません。

私はただ
こうしてここに立っていて
誰かが
鎧を脱がせてくれるのを
夢見る事しかできません。